基本動詞 ② − 移動・配置を表す動詞など −(NHK ラジオ英会話, 2025.08)

情報処理

動画にしてイメージします。イメージして言葉をアウトプットします。単純なイメージほど応用がききます。

NHK ラジオ英会話、ひきつづき基本動詞の学習をすすめ、今月は、移動・配置に関わる動詞におもにとりくみました。各レッスンのキーセンテンスは以下のとおりです。和訳は(注)にしめしました。

Lesson 81 移動を表す動詞 ⑩ ── drive

These bad sidewalks drive me crazy!

Lesson 82 移動を表す動詞 ⑪ ── turn

Could you turn down the music?

Lesson 83 移動を表す動詞 ⑫ ── bring

I brought you a fruit basket.

Lesson 84 移動を表す動詞 ⑬ ── carry

I always carry it, just in case.

Lesson 86 停止を表す動詞 ① ── stop

Why did you stop the sub?

Lesson 87 停止を表す動詞 ② ── finish、quit、give up

It was hard to finish that movie.

Lesson 88 変化を表す動詞 ── change

Times have changed.

Lesson 89 入手を表す動詞 ① ── take の基本的な意味:「選択」ほか

We need to take the Heathrow Express.

Lesson 91 入手を表す動詞 ② ── take の「情報を取る」ほか

I want to take a picture.

Lesson 92 入手を表す動詞 ③ ── take の「受け入れる」

He takes his job very seriously.

Lesson 93 入手を表す動詞 ④ ── take の「かかる・必要とする」

It will take months to analyze all the data.

Lesson 94 配置を表す動詞 ① ── put の基本:「気軽にポン!」

Then put a little salt in the eggs.

Lesson 96 配置を表す動詞 ② ── 煎じ詰めれば put になる

This cram school puts special emphasis on math.

Lesson 97 配置を表す動詞 ③ ── locate、place、set

Were you able to locate what you were looking for?

Lesson 98 配置を表す動詞 ④ ── include、involve、contain の「含む」

Their lunch special is good because it includes a dessert.

Lesson 99 「助ける」を表す動詞 ── save、help

She knows many ways to save time when doing homework.

(注)
  • 81 これらの悪い歩道は私をイライラさせます!
  • 82 その音楽の音量を下げていただけますか?
  • 83 私は、フルーツバスケットをあなたに持ってきました。
  • 84 念のために、私は、いつもそれを持っています。
  • 86 なぜ、あなたは潜水艇を止めたのですか?
  • 87 その映画を終えるのは大変でした。
  • 88 時代は変わりました。
  • 89 私たちは、ヒースローエクスプレスに乗る必要があります。
  • 91 私は写真を撮りたいです。
  • 92 彼は、彼の仕事をとても真剣に考えています。
  • 93 すべてのデータを分析するには何か月もかかるでしょう。
  • 94 それからその卵に塩を少し入れてください。
  • 96 この学習塾は、数学に重きを特に置いています。
  • 97 あなた方は、探していたものを見つけることができましたか?
  • 98 デザートを含むので、彼らのランチスペシャルはいいです。
  • 99 彼女は、宿題をする時間を節約する多くの方法を知っています。

各動詞の中核イメージとそこから派生するイメージはつぎのとおりです。

  • drive:力を加えて動かす
  • turn:方向や向きが変わる、向きを変える(曲げたり回したり、ひっくり返す動作)
  • bring:何かを伴ってある場所に近づく(come の)動き(持ってくる、連れてくる)
  • carry:支える(移動のニュアンスがくわわる)→ 持って動く(運ぶ)→ 携帯する(bring とは異なり特定の方向性はない)
  • stop:それまでおこなわれてきた行為・活動を継続しない(停止、止まる、止める)
  • finish:完了・完遂
  • quit:立ち去る
  • give up:放り投げる
  • change:変化
  • take:目の前のものを手に取る動作 → 選択する → 像(イメージ)を取ってくる → 受け入れる → 手に取って使う → かかる・必要とする
  • put:何かをどこかにポン!→ 置く → 入れる
  • locate:正確な場所
  • place:正しい場所に慎重に置く
  • set:揺るぎなくしっかりと置く
  • include:リストの項目として含む
  • involve:巻き込む
  • contain:中に入っている
  • save:そのままでは失われてしまうものを救う → 助ける → 節約する → とっておく

たとえば take のイメージ(絵)はテキストの Lesson 89 でつぎのようにしめされています。

take のイメージ

このイメージが、目をとじてもおもいうかぶように練習します。そのとき、「テーブルの上からカップを手にとる」という動作(運動)をイメージするようにします。静止画ではなく動画をイメージします。take といいながら、このような動画を5回ぐらいくりかえしイメージします。中核イメージ(基本イメージ)から連想されるイメージも同様に動画でイメージします。このようにすれば take のイメージが時間をかけずに簡単に確実に記憶できます。そしていろいろな take がつかえるようになります。ほかの動詞も同様に動画でイメージしていきます。

しかしそうではなく、日本語訳で無理に理解し暗記しようとしていると苦しみがつづきます。いつまでたっても英語がつかえるようにはなりません。苦しいのは情報がうまくながれていないということであり、情報処理がすすんでいない証拠です。日本の学校教育ではこのようなことがおこっていました。

イメージをつかってください。イメージをつかえば苦しみから開放され、スムーズに楽しく簡単に英語を学習できます。大西泰斗先生たちもいっているではないですか。
「いちばん大切なのは楽しむこと!」

今月練習した基本動詞は、単純なイメージがいろいろな状況に対応するため、さまざまな場面で幅ひろくつかえます。単純なイメージは、単純さゆえに、さまざまなつかい道をうみだします。単純なイメージから連想し、イメージを自在にひろげる能力を獲得してください。多彩なつかい方が手にはいります。

イメージは人間の能力の「増幅装置」であり、イメージをえがく能力をたかめていくことはとても大事なことです。常識ではかんがえられないようなパワーや発想をもたらす働きがそこにはあります。

※ 上記の単語(動詞)をみてイメージし、イメージして単語をいう練習をします(画像は、NHKテキスト『ラジオ英会話 2025年8月号』から引用)。

基本動詞

(クリック(タップ)で拡大)

▼ 参考文献(テキスト) & 音声教材
ラジオ英会話テキスト

『NHK ラジオ英会話』(2025年8月号、NHK テキスト), 2025年, NHK 出版

ラジオ英会話 オーディブル

『NHK ラジオ英会話 音声(Audible版)』, (2025年8月号), 2025年, NHK 出版

※ 今年度から、音声教材は、 NHK 出版のサイトからもダウンロードできるようになりました。
NHK語学テキスト音声「ラジオ英会話」

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2025年度 NHK ラジオ英会話
大西泰斗・ポール=クリス=マクベイ著『英単語イメージハンドブック』
▼ 参考になる本
普通の英単語

大西泰斗・デイビット=エバンス(著)『普通の英単語』(東進ブックス)、2025年、ナガセ

ラジオ英会話

大西泰斗・ポール=マクベイ(著)『英単語 基本イメージ集中講義(NHK出版新書)、2020年、NHK 出版

イメージ訓練法

栗田昌裕(著)『心と体に効く驚異のイメージ訓練法』、1993年、廣済堂出版

旅行リュック

(冒頭写真:Hula, Ala Moana Center, Oahu, Hawaii, USA, 2015.9.12, 筆者撮影)

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