日本最古にして最大の博物館です。歴史を「フィールドワーク」できます。一生の思い出となります。
(2022年12月14日発行)
ブログ「発想法」にこれまで発表した東京国立博物館関連の記事リンク集です。東京国立博物館は、国宝・重要文化財などを多数 所蔵し、質・量ともにすぐれる特別展を毎年 開催する日本最大の博物館です。ここにくれば、日本そして世界の歴史と文化を体験的・総合的にまなぶことができます。
特別展
琉球
ポンペイ
最澄と天台宗のすべて
聖徳太子と法隆寺
国宝 聖林寺十一面観音 − 三輪山信仰のみほとけ −
出雲と大和
三国志
国宝 東寺 − 空海と仏像曼荼羅 −
- 仏の空間配置をみる - 頼富本宏著・中村佳睦画『マンダラの仏たち』-(2018年8月)
- マンダラの実例(2018年8月)
- 立体曼荼羅の空間配置と階層構造(2019年5月)
- 東寺ガイド -『東寺』(小学館101ビジュアル新書)-(2019年4月)
- 国宝 東寺 - 空海と仏像曼荼羅 -(2019年5月)
縄文 ― 1万年の美の鼓動
- いのちがもえる - 特別展「縄文 ― 1万年の美の鼓動」(1)-(2018年7月)
- 時代のピークと土器のモデル - 特別展「縄文 ― 1万年の美の鼓動」(2)-(2018年7月)
- 国宝土偶と精神文化 - 特別展「縄文 ― 1万年の美の鼓動」(3)-(2018年7月)
- 作品とともに展示空間もみる - 特別展「縄文 ― 1万年の美の鼓動」(4)-(2018年8月)
- 土器をみくらべる - 特別展「縄文 ― 1万年の美の鼓動」(5)-(2018年8月)
- 特別展「縄文―1万年の美の鼓動」(まとめ)(2018年8月)
名作誕生 - つながる日本美術
アラビアの道 − サウジアラビア王国の至宝 −
仁和寺と御室派のみほとけ
運慶
- メッセージを感じとる - 特別展「運慶」(1)-(2017年10月)
- 仏像の5大分類 - 特別展「運慶」(2)-(2017年10月)
- 仏像と対面する - 特別展「運慶」(3)-(2017年10月)
- 表象からメッセージをつかむ(2017年10月)
- 興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」(まとめ)(2017年10月)
タイ ~仏の国の輝き~
茶の湯
禅 心をかたちに
古代ギリシャ − 時空を越えた旅 −
- 図解をつかって大観する - 特別展「古代ギリシャ - 時空を越えた旅 -」(1)-(2016年7月)
- 展示室をめぐって時代をつかむ - 特別展「古代ギリシャ - 時空を越えた旅 -」(2)-(2016年8月)
- モデルをつかって都市国家の構造と機能をつかむ -「古代ギリシャ - 越えた旅 -」(3)-(2016年8月)
- 都市国家の事例をみる - 特別展「古代ギリシャ - 時空を越えた旅 -」(4)-(2016年8月)
- 類似性をつかって理解し記憶し発想する -「古代ギリシャ - 時空を越えた旅 -」(5)-(2016年8月)
- オリンピックの起源を知る - 特別展「古代ギリシャ - 時空を越えた旅 -」(6)-(2016年8月)
- 古代ギリシャの演劇を想像する - 特別展「古代ギリシャ - 時空を越えた旅 -」(7)-(2016年8月)
- 古代ギリシャの医学の発展をみる - 特別展「古代ギリシャ - 時空を越えた旅 -」(8)-(2016年8月)
- 大観したら、事実をふまえて考える - 特別展「古代ギリシャ - 時空を越えた旅 -」(9)-(2016年9月)
- 領域国家と比較して都市国家をとらえなおす -「古代ギリシャ - 時空を越えた旅 -」(10)-(2016年9月)
- 都市国家のモデルをつかって地域を活性化させる -「古代ギリシャ - 越えた旅 -」(11)-(2016年9月)
- 特別展「古代ギリシャ - 時空を越えた旅 -」(まとめ)(2016年8月)
始皇帝と大兵馬俑
鳥獣戯画 - 京都 高山寺の至宝 –
コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流
- インド仏教美術をみる - 特別展「インドの仏」(1) -(2015年4月)–
- 展示室に意識をくばって仏教史の大きな流れをつかむ - 特別展「インドの仏」(2) -(2015年4月)
- 各作品が出土した場所を地図でみる - 特別展「インドの仏」(3) -(2015年4月)
- 各作品の制作年代を年表でみる - 特別展「インドの仏」(4) -(2015年4月)
- 情報処理の3場面「大観→並列→統合」を実践する - 特別展「インドの仏」(5) -(2015年4月)-
- 1枚のイメージで物語をあらわす - 特別展「インドの仏」(6)「ムーガパッカ本生」-(2015年5月)
- 物語とイメージと場所をむすびつける - 特別展「インドの仏」(7)「四相図」-(2015年5月)
- 特別展「インドの仏」(まとめ)(2015年5月)
みちのくの仏像
日本国宝
台北 故宮博物院
栄西と建仁寺
出雲 - 聖地の至宝 –
特別企画・特集
チベットの仏教美術 − 皇帝も愛した神秘の美 −
イスラーム王朝とムスリムの世界
東南アジアの金銅像
チベットの仏像
本館
平成館
考古
- 縄文時代を想像する - 考古展示(1) -(2015年11月)
- 土器をみて縄文人の生活を想像する - 考古展示(2)-(2015年11月)
- 全体像をイメージしてから作業を実施する - 考古展示(3)-(2015年11月)
東洋館(アジアギャラリー)
クメールの彫刻
ミュージアムシアター
伊能忠敬の日本図
DOGU 縄文図鑑でめぐる旅
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東京国立博物館は、1872年(明治5年)、旧湯島聖堂の大成殿で開催した博覧会を機に文部省博物館として発足し、2022年、創立150年の節目をむかました。本館・表慶館・東洋館・法隆寺宝物館・平成館などからなり、日本美術・東洋美術を中心に国宝・重要文化財を数おおく所蔵、すぐれた特別展を年に数回開催し、日本最古にして最大の博物館であり、歴史・文化を新発見し再発見する場としておおきな役割をはたしています。
とくに特別展は、規模のおおきさ、質のたかさ、展示室の工夫、わかりやすい音声ガイド、よくできた図録(解説書)など格別であり、高密度の歴史体験ができ認識をふかめることができます。どれだけ世界がひろがったか、はかりしれません。
展示室にはいると、過去にタイムスリップし、まるで歴史の現場にいったかのような疑似体験がえられ、現物をみて仮説をたて検証するという方法によって、資料の背後にある本当の歴史がうかびあがります。また歴史のなかに位置づけてそれぞれの資料を理解することもできます。資料は歴史の「証言者」であり、あらたな証言が歴史を書きかえます。歴史とはさだまったものではなく現代人がつくっていくものです。
このように、ここにくれば歴史をふかく体験することができ、歴史を「フィールドワーク」することができます。記憶にもよくのこり、一生の思い出となります。
▼ 参考サイト
東京国立博物館
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