3D 国立科学博物館 − 自然史と科学 −(記事リンク集)

地球

事実をインプットし、仮説をたて、検証します。空間記憶法(建築記憶法)にとりくみます。〈人類-文化-自然環境〉系とその歴史がわかります。

ブログ「発想法」にこれまでに発表した国立科学博物館関連の記事リンク集です。国立科学博物館は、国内最大規模の自然科学系博物館であり、自然史・自然環境・自然のしくみ・科学史・技術史などについて総合的にまなぶことができます。

(2021年5月30日発行)
(2022年9月27日更新)

日本館(常設展)

1階

地球館(常設展)

3階

2階

1階

地下1階

地下2階

地下3階

シアター36O(シアター・サン・ロク・マル)

特別展

化石ハンター ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~
宝石 − 地球がうみだすキセキ −
植物 − 地球を支える仲間たち −
大地のハンター
和食 〜日本の自然、人々の知恵〜
ミイラ −「永遠の命」を求めて −
恐竜博 2019
大哺乳類展2
日本を変えた千の技術博
昆虫
人体 − 神秘への挑戦 −
古代アンデス文明
深海 2017
大英自然史博物館
世界遺産 ラスコー
海のハンター
恐竜博 2016
生命大躍進
ワイン − ブドウから生まれた奇跡 −
大アマゾン
ヒカリ
医は仁術

企画展

東日本大震災から10年
メタセコイア − 生きている化石は語る −
国立公園 − その自然には、物語がある −
香りの魅力
「時」展覧会 2020
電子楽器100年
風景の科学展 − 芸術と科学の融合 −
ビーズ − 自然をつなぐ、世界をつなぐ −
100年前の東京と自然 − プラントハンター ウィルソンの写真から −
天皇陛下の御研究と皇居の生きものたち
砂丘に眠る弥生人 - 山口県土井ヶ浜遺跡の半世紀 –
標本づくりの技
沖縄の旧石器時代が熱い!
第40回 未来の科学の夢 絵画展
地衣類
南方熊楠 -100年早かった智の人-
フローラヤポニカ − 日本人が描いた日本の植物 −
マリモの謎
卵からはじまる形づくり − 発生生物学への誘い −
理化学研究所百年
花粉と花粉症の科学
小笠原国立公園
シーボルト
はい、チーズ! 写真の歩み
ヨシモトコレクションの世界
ダーウィンフィンチ − ガラパゴス諸島で進化を続ける鳥 −

科博 NEWS 展示

シンポジウム

事実をインプットし、仮説をたて、検証することは自然科学にかぎらずあらゆる学問の基本的な方法です。わたしたちは、目や耳・鼻・舌・皮膚などの感覚器官をつかってさまざまな情報を環境から内面にとりいれます。つまりインプットします。とくに、事実をインプットすることが大事であり、これにより仮説をたてることができ、そしてもしそうだとするととかんがえ、その結果を確認します。このように仮説をたて検証し発表していく過程はプロセシングとアウトプットといってもよいでしょう。こうして、「インプット→プロセシング→アウトプット」と情報がながれ、すなわち情報処理がすすみます。

事実をインプットし、仮説をたて、検証する。
図1 事実をインプットし、仮説をたて、検証する

一方で情報は、心のなかに蓄積されます。つまり記憶されます。博物館では、たとえば望遠鏡と顕微鏡の展示は日本館1階の南翼にあり、江戸時代の科学技術は地球館2階に、系統広場は地球館1階に、恐竜は地球館地下1階に、人類の進化は地球館地下2階に、ガリレイやニュートンは地球館地下3階にというように、建物のなかの位置で記憶できます。それぞれの内容を場所でおもいだせます。空間イメージをつかうことは記憶法の基本であり、建築物をつかった記憶法は「建築記憶法」といってもよいでしょう。

このように、わたしたち人類は情報処理と記憶をする存在であり、自然環境から情報や物質をとりいれ(インプット)、自然環境を改変しながら(アウトプット)、技術・産業・制度・学問・芸術などを発達させ蓄積してきました。これらは総称して文化といってもよいでしょう。人類は、インプットとアウトプットの相互作用により文化を発展させ、また文化を介して自然環境に適応してきました。そして文化は、文明といえるレベルにまで高度化し普遍化しました。博物館の展示をじっくりみていけば、このような〈人類-文化-自然環境〉系とその歴史について理解をふかめることができます。

▼ 参考サイト
国立科学博物館
おうちで体験!かはくVR
日本館フロアマップ
地球館フロアマップ

▼ 参考文献

国立科学博物館のひみつ
国立科学博物館のひみつ
国立科学博物館の展示から
博物館活用ガイド

▼ 映像資料
探検!巨大ミュージアムの舞台裏 ~国立科学博物館~(NHKオンデマンド)
ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪(NHKオンデマンド)
スギメ(3万年前の航海 徹底再現プロジェクト、Amazon Prime Video)

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