ルンビニの再開発がすすむ

ブッダ生誕の地・ルンビニはネパール領にある。

ルンビニ遺跡(北緯27度28分、東経83度40分)は長い間、ジャングルの密林に埋没して知られることはなかった。そのため、西洋の学者の中にはブッダ太陽神話説を唱え、その歴史上の人物としての信憑性を疑うものもいた。1896年、英領インドの考古学者 A.A.フユーラーとネパール人カドガ=シャムセルにより、アショーカ石柱が発見され、その碑文の解読により、この地がブッダ生誕の地であることが明らかにされた

日本ネパール協会会報 No.199,p10-11「ブッダの故郷」

約30年前から、国連の指導・協力のもと、ルンビニの開発が開始された。20以上の仏教寺院、国際仏教研究所、博物館、法華クラブ等の宿泊施設、インフラ整備、マヤ堂復興などがおこなわれてきたという。

私は、2000年6月におとずれた。その後の発展をたしかめに行きたい。

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