かわいそうだとおもう背後には優越感があります。同情するのではなく対等の立場で仕事をします。
国際理解教室を川山小学校で開催しました。講師には、在日ネパールのソピさんにおねがいしました。ネパールの子供たちの状況や教育についておもにはなしてもらいました。
ネパールでは、小学校5年生までになれるひ生徒は半分ぐらいです。多くの生徒が学校からいなくなっていいきます。とくに、地方の山間部ではその傾向がつよいです。読み書きができるようになる人は人口の半分ぐらいしかいません。
話をきいていた生徒が「かわいそう!」とさけびました。
ネパールの子供たちはまずしい。それにくらべて日本の子供たちは本当にめぐまれている。ネパールにくらべて日本はレベルがたかい。ネパールに同情する。
すなわち「かわいそう!」の背後には無意識のうちの優越感があります。日本人がネパール人を援助するとき「上から目線」であることがほとんどです。そしてお金や物をめぐんであげます。
しかし優越感にひたるのではなく対等の立場で仕事をすることがもとめられます。