
ネパール西部のシーカ谷地域 これは、ヒマラヤ保全協会の活動地域であるシーカ谷地域の写真です。ヒマラヤ保全協会は、ここで、約30年にもわたって国際協力の活動をおこなっています。正面奥にみえる山は、ダウラギリヒマールです。谷をながれる川はガーラ川です。この写真からわかることは、左側(南側)はゆるい斜面になっていますが、右側(北側)は急峻な斜面になっているということです。この地域の地層は、すべて北落ち(写真でみると右下がり)になっていて、地層は、北側(右側)にむかって滑りおちやすい傾向をもっています。したがって、写真でみると、左側(南側)の地帯で、地滑りや斜面崩壊が多発することになります。
また、写真でもわかるように、森林破壊がすすんでいて、土壌が露出してしまっている地域がひろがっています。このことも、地滑りや斜面崩壊をおこりやすくしています。
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