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1.<作曲家・オーケストラ・ホール> 2003年10月22日、東京・赤坂のサントリーホールにおいて、若杉弘指揮・東京都交響楽団の演奏によるブルックナー作曲・シンフォニー(交響曲)第9番をきく。 シンフォニーは、作曲家・オーケストラ・ホールの三者がそろってはじめて成立するものであり、これらのいずれがかけてもなりたたない。 |
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2.<演奏と反響との相互作用> オーケストラの演奏とホールの反響との相互作用によってシンフォニーがうまれる。 |
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3.<主体と環境の共鳴> オーケストラは主体でありホールは環境である。シンフォニーの世界はこの主体と環境の共鳴の場である。 |
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2003年12月20日発行
(C) 2003 田野倉達弘