<図解> パソコンを活用したKJ法

<KJ法とパソコンとを連動させる>

 KJ法とパソコンとを連動させることにより、「定性的情報処理」と「図による情報処理」は高度に加速され、問題解決の効率は格段にあがる。

1.<ラベルづくり>(元ラベルの入力)および<ラベルひろげ>(その1)

 インスピレーション社のソフト「インスピレーション」をつかって定性的データを入力し、各データを縦横に配置していく。

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2.<ラベルづくり>(元ラベルの入力)および<ラベルひろげ>(その2)

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3.<ラベルあつめ>

 各データの類似性に着目して、データのセットをつくっていく。セットにならない「一匹オオカミ」のデータもある。

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4.<表札づくり>

 セットになったデータ全体がうったえかけてくるエッセンス(本質)を一文に要約する。

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5.<表札>の表示

 完成した「表札」も元ラベルど同様に縦横に配置する。

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6.<空間配置>

 ラベルの数が数個〜10個以内にまで統合されたら、それらがもっともすわりのよい位置に空間配置する。

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7.<図解化>

 表札の下にあるデータを展開し、シンボルマークや関係記号を入力し、図解を完成させる。

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8.<再配置図解>

 「衆目評価」の結果、もっとも得点が高かった島を中心にして各島を再配置する。

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9.<KJ法図解の例>

 KJ法図解では、言語とイメージがみごとに統合されている。

 言語とイメージとの両者を均等につかいながら情報処理をおこない、両者の統合された世界をつくりだしていくところにKJ法の特色がある。

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10.<問題解決の基本3技術>

 問題解決をすすめる上で、パソコン・フィールドワーク・KJ法の各技術(技法)を連動させることが効果的である。

11.<問題解決の循環と情報の創造>

 問題解決を循環的に展開しながら、あらたな情報を創造していくことが重要である。

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図 解
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2003年11月21日発行
(C) 田野倉達弘